龍谷大平安・川口新監督が公式戦初勝利 3月に退職した原田前監督の後任で1日に就任
「春季高校野球京都大会・1次戦2回戦、龍谷大平安10-0洛西」(19日、龍谷大平安ボールパーク)
龍谷大平安が勝利し、元オリックスでOBの川口知哉監督(45)が1日の就任後、公式戦初勝利を手にした。
初回2死一塁から鏡悠斗外野手(3年)の右翼フェンス直撃の適時三塁打で先制。五回には鏡が右翼フェンスを越える3ランを放つなど1イニング2本の本塁打が飛びだして一挙4得点。六回コールド勝ちで初戦を突破した。
川口監督は「あまり緊張はなく普段通りできた」とうなずいた。今年3月には部員への体罰によって原田英彦前監督が退職。その後川口氏が代行監督を務め、1日から正式に監督に就任した。「選手がやりやすい形を求めないといけない。能力を引き出してパフォーマンスしてもらえるように」と選手ファーストの指導を徹底。「勝たないといけないのは当然ある。京都は平安と見せつけたい」と伝統校としてのプライドものぞかせた。
川口監督は1997年ドラフト1位でオリックスに入団。現役引退後、2022年から母校のコーチに就任していた。




