ロッテ 高卒2年目・寺地がプロ1号&2号 今季3度目先発マスクで勝利を呼んだ「この調子を続けられるように」
「楽天1-4ロッテ」(18日、楽天モバイルパーク)
プロ初アーチに続き、2発目も打って勝利を呼び込んだ。記念のホームランボールを手に、寺地が笑顔を見せた。「素直にうれしいです。(ボールは)両親に渡そうかなと思っています」と喜んだ。
まずは0-0の三回2死から、早川の速球を右翼席へ運ぶ1号ソロ。「真っすぐを狙って、うまく反応して打つことができた」と振り返ると、2本目は八回1死で、藤平の変化球を右中間へ。僅差で終盤に入った試合で、2-0と差を広げる価値ある一発だった。
2試合の出場にとどまった昨年は、オーストラリアのウインターリーグに参加。その成果もあり、今春は1軍キャンプに抜てきされ、2年目の今季に初めて開幕1軍の座をつかみ取った。今季3度目の先発マスクで、自らのアーチで白星を輝かせ「この調子を続けられるように一戦一戦、戦い抜いていきたい」と力を込めていた。
◆寺地 隆成(てらち・りゅうせい)2005年8月19日生まれ、19歳。東京都出身。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。捕手。明徳義塾高から23年度ドラフト5位でロッテ入団。24年10月3日・日本ハム戦でプロ初出場初先発、第1打席にプロ初安打となる二塁打を記録した。昨季1軍では2試合出場で打率・143、本塁打と打点はなし。





