巨人・田中将が日本復帰後最短2回6失点KO「悔しいです」 初回に2点、二回に4点を奪われドームにため息 日米通算199勝目をかけて登板も 球速は149キロを計測

 「巨人-DeNA」(17日、東京ドーム)

 日米通算199勝目をかけて登板した巨人先発の田中将が2回7安打6失点でKOされた。0-2の二回2死一、二塁から、三森に中前適時打、度会に左前適時打、牧に右中間2点二塁打と3者連続タイムリーを浴びた。アウト三つを取ってベンチへ戻ると、阿部監督に肩をたたかれてねぎらわれた。

 広報を通じて「このような結果になってしまい、悔しいです」とコメントした。

 田中将が2回で降板するのは2021年に日本球界に復帰後最短。メジャー挑戦以前では12年7月29日・西武戦で2回5失点(自責点3)で降板して以来。

 この日は初回にいきなり2点を失う苦しい立ち上がり。相手の1番・梶原に右中間フェンス最上部を直撃する二塁打を浴びるなど1死二、三塁のピンチを招くと、4番・牧の右前適時打、佐野の中犠飛で2点を失った。牧の打席では速球が149キロを計測した。

 楽天から今季巨人に加入した田中将は、移籍後初登板初先発となった前回3日・中日戦(バンテリン)で5回5安打1失点。走者を出しても粘りの投球を披露して勝利投手となり、日米通算198勝目を挙げ、この日が中13日での登板だった。

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