フェンス激突の日本ハム・矢沢が病院で検査へ 「選手生命にかかわるから」と新庄監督 「中日とのオープン戦を思い出した」とも
「ロッテ4-0日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハム・新庄監督が、七回の守備で左翼フェンスに激突して負傷交代し矢沢が、試合後に病院で検査を受けると明らかにした。「大丈夫か?って言ったらウインクしてた。大丈夫っすって」と本人とのやり取りを明かした上で「一番怖いのは脳。順番に当たって(頭を)ドン。ちょっとしたことでも、大丈夫だっていうことでも検査しないと。選手生命にかかわるから。病院探してもらって行かせる」と話した。
左翼の頭上を越えそうな当たりを背走し、捕球後にそのままの勢いで顔や体ごと左翼フェンスにぶつかった。しばらく顔をゆがめて倒れ込んだが、立ち上がって自らの足で歩いてベンチへ下がった。
新庄監督は「あれはジャンプしないといけない。1個目(中堅を守っていた三回の落球)をやってる。あれがもう、また一生懸命なプレーになってしまった」と矢沢が衝突を辞さないプレーになった理由を推測し、「本当はジャンプしながらも、90%は背中で。受け身の体勢でいっておいて、ぶつかりながら捕るのが正解。1個目にあれをやってるから」と振り返った。
2月の中日とのオープン戦で新庄監督は、相手選手がフェンスに激突ししたことがあったが「思い出した。北谷。捕りにいき方で分かった」と心配そうに話した。矢沢がどこを痛めたのか問われると「あちこちでしょ。(フェンスに)膝からいって、肩いって。顔いって」とし、「一番怖いのは脳。順番に当たってドン。ちょっとしたことで、大丈夫だっていうことでも検査しないと。選手生命にかかわるから」とした。





