ロッテ・山本がプロ1号の先制3ラン「初球から思い切り振りにいった」 好投の先発・田中晴に「絶対打つ」と予告 昨季2軍で本塁打、打点の2冠
「ロッテ-日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
均衡を破る一発は将来の大砲候補から生まれた。六回、1死一、二塁。山本は代わったばかりの2番手・杉浦の初球、真ん中外よりの134キロ変化球をフルスイング。左翼席へプロ1号先制3ランとし、好投の田中晴に3点をプレゼントし、バットを高く掲げて喜びを表現した。
「打ったのはカットボールだと思います。晴也もいい投球をしていて、打席に行く前に晴也に絶対打つと言いました。みんなが作ったチャンスを無駄にしたくなかったので、初球から思い切り振りにいった結果ホームランを打つことができてよかったです」とコメントした
昨季は2軍で本塁打、打点の2冠ながら1軍では結果を残せなかった。今季も2軍で結果を残し、12日に昇格。前夜は右前適時打を放ちプロ入り初打点を記録。この日のスタメンにつなげていた。
山本は開星から20年度育成ドラフト3位でロッテに入団。22年7月に支配下登録されたプロ5年目の22歳。




