巨人・戸郷が悪夢の10失点大炎上で3戦連続のKO 阿部監督、10失点でもベンチ立たず騒然→球数106球でバッテリーごと交代

 「広島-巨人」(11日、マツダスタジアム)

 巨人・戸郷翔征投手が今季3度目の先発で四回途中10安打10失点とまさかの大炎上。悪夢の3戦連続のKOとなり、マウンドで呆然と立ち尽くした。昨年8月1日の阪神戦で6失点したが、10失点はプロワーストとなった。

 150キロに届かず、本来の球威も制球もなかった。二回に4安打を集中され、2本の適時打で3失点。四回は安打と四球で無死一、二塁。森下の送りバントを処理した一塁手・岡本が三塁へ悪送球し、リードを広げられた。

 ここから一気に崩れた。会沢に四球、田村には中前適時打。さらに1死満塁から小園に右越え2点二塁打を打たれた。

 末包にも左翼線へ2点二塁打を打たれ、この時点で9失点。さらに野間にも適時打を浴びて10失点となった。戸郷は何度も首をひねっていたが、阿部監督はベンチを立たず続投させた。

 球場が騒然となる中、打者一巡。ファビアンにこのイニング2安打目を許し、球数106球となったところで、ついに阿部監督が決断。捕手の甲斐とともに交代した。2走者を残していたが2番手・泉が後続を切り、結果的に戸郷は10失点のままだった。

 戸郷は3月28日のヤクルトとの開幕戦で5回4失点、69球で交代。4月4日の阪神戦でも3回7安打3失点と精彩を欠いており、悪夢の3戦連続KOとなった。

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