ロッテ、2軍施設を移転 君津市で2030年開業へ

 ロッテと千葉県君津市は10日、同市で2軍本拠地移転の基本協定書を締結し、2030年の開業を目指すと発表した。高坂俊介球団社長は記者会見で「市民にとってもより良いものになるように。県民の象徴になりたい」と話した。

 JR君津駅から南に1キロほどで、観客席のあるメイン球場の他、練習用球場、屋内練習場、クラブハウスなどを整備するという。広さは約14万8千平方メートル。

 メイン球場、屋内練習場などは同市が建て、ロッテが使用料を支払う。運用期間は30年間を想定。石井宏子市長は、永続的な使用を希望するとし「子どもたちが夢を描き、市民の健康増進にもつながる」と意義を説明した。

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