巨人・田中将が17日DeNA戦へ調整 199勝目へ初戦の反省生かし「自分でしっかりボールを操るということ」

 久保巡回投手コーチ(右)が見守る中でブルペン投球を行う田中将
 ブルペン投球を行う田中将
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 巨人・田中将大投手(36)が10日、川崎市内のジャイアンツ球場での投手練習へ参加。次回登板が予定されている17日のDeNA戦(東京ドーム)へ向けて、この日は実戦を想定したブルペン投球で85球を投じ、制球の精度を高める取り組みを行っていた。

 「自分の中で何となく球数を投げるのではなく、どういう意図を持ってこのボールを投げるかとか、その辺を意識しながら投げた」と田中将。この日のブルペンは久保巡回投手コーチを左右の打席に立たせ、実際にカウントを重ねながら実戦を想定した投球を行った。

 3日の中日戦(バンテリンドーム)では巨人でのデビュー戦を586日ぶりの白星で飾り、日米通算198勝目を挙げた。それでも投手有利のカウントを作れず、球数を要した反省もある。

 4日に出場選手登録を抹消された田中将は、次回登板へ向けての課題解消に務めている。「前回はボール、ボールで苦しくなってしまった。そこはやっぱり意識するところ。ただ、単にストライクゾーンに投げればいいってもんじゃない。自分でしっかりボールを操るということ」と持ち球の制球の精度を高めることを目指す。

 この週は2軍戦などの実戦登板を行わず、ブルペン投球などでの調整を選択。「しっかりとイメージを作って今日はできたと思う。また、もう少し時間があるので、さらに良くしていけるようにという風に思っている」と日米通算199勝をつかむため、研さんを重ねていく。

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