ヤクルトが逆転勝ちで2連勝 45歳の石川が24年連続勝利のプロ野球新記録 打線は相手のミスにもつけ込み六回に一挙5得点
「阪神3-5ヤクルト」(9日、甲子園球場)
ヤクルトが逆転勝ちで2連勝。先発の石川は5回5安打3失点(自責点1)で今季初登板初白星。2002年から24年連続勝利のプロ野球記録を達成した。
石川は二回無死満塁で投ゴロを本塁悪送球。自らのミスも絡んで3点を先制された。それでもその後は走者を出しながらも粘りの投球。五回は三者凡退に抑えた。打線が5点を奪って試合をひっくり返した六回の打席で代打を送られ降板した。
打線は六回無死二、三塁と攻めて、阪神の2番手・工藤の2暴投で1点差。なおも1死一、二塁で代打・増田が3番手の及川から同点の左翼線タイムリー二塁打。さらに1死二、三塁で赤羽の一ゴロが本塁悪送球となった間に一気に2者が生還した。
試合後、石川は「本当に一人でできる数字ではない。支えてくれた家族、使い続けてくれた監督、コーチ。そしてファンの皆さんのおかげ。なんとかまた1軍のマウンドに立てたことが本当にうれしい」と周囲への感謝を口にした。





