「ＤｅＮＡ３－３巨人」（８日、横浜スタジアム）

　巨人が今季初の引き分け。

　ともに３連敗中で迎えた両チームの対戦。巨人打線が粘りを見せた２点を追う八回。２死走者なしから３番・吉川が二塁内野安打で出塁。さらに、４番・岡本が右中間フェンス直撃の二塁打でまず１点。さらにヘルナンデスの四球で一、二塁とし、甲斐が右前に同点適時打を放った。

　頼りになる３、４番コンビはともに猛打賞。岡本は初回の安打で開幕から１０試合連続安打を継続した。２点を追う六回には２死から吉川が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。主砲・岡本の左翼線二塁打で１点をかえした。「打ったのはチェンジアップ。ランナーをかえすことができてよかったです」とコメントした。

　先発の井上は「連敗を止めれるように頑張りたいと思いますけど、バッターをどう抑えるかを考えて、その結果を抑えることが大事」と話していた連敗を意識せず対打者に重きを置いての投球だった。

　だが、四回は無死から筒香、宮崎、山本の３連打で先制の２点を献上。６回２失点で降板し「先制点を与えてしまったのが反省点です。次回の登板ではその反省を生かして投球します」とコメントした。

　２番手のケラーは１／３回を１安打１失点だったが、その後の投手が相手に得点を許さなかった。