中日・井上監督 4番・石川昂に代打・山本起用も実らず 再三の得点機で快音響かずドロー

 8回裏終了後、高橋宏(右)に声をかける井上監督(撮影・佐藤厚)
 ヤクルト打線に立ち向かう高橋宏(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト1-1中日」(4日、神宮球場)

 両軍譲らず引き分けた。

 中日は二回無死一塁から、3試合ぶりにスタメン復帰した中田が左翼線に先制の適時二塁打。

 3月28日の開幕戦でDeNAを相手に5回8安打5失点と初の開幕投手を白星で飾れなかった高橋宏は8回3安打1失点(自責点0)の好投。

 それでも打線は先制直後の二回無死二、三塁で追加点を奪えないなど、その後も先頭打者を出した場面で得点を挙げることができなかった。

 延長十一回無死一、二塁の場面では、4番の石川昂に代打・山本を告げ、きっちり犠打を決めた。だが、1死二、三塁で板山が浅い右飛、中田も遊ゴロで無得点に終わるなど決定打を欠いた。十二回2死一、二塁でも村松が空振り三振に倒れると、スタンドからは大きなため息が漏れていた。

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