ヤクルト 終盤に粘り 好投の中日・高橋宏から価値ある1点を奪い引き分けに持ち込む

11回2死二、三塁、中田を遊ゴロに打ち取り、胸に手を当てる木沢
 6回の攻撃後、選手交代を告げベンチに戻る高津監督
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 「ヤクルト1-1中日」(4日、神宮球場)

 ヤクルトは投手陣が再三のピンチをしのぎ、最少失点で引き分けた。

 先発の高梨は二回、中田に先制の適時二塁打を浴びたが、その後はピンチを招きながらも粘り強い投球で6回4安打1失点と試合を作った。

 だが、打線は初回先頭で赤羽が中前打を放ったチャンスを生かせず無得点に終わると、その後は攻略の糸口すらつかめなかった。だが、八回に1死満塁の好機を迎えると、赤羽の遊ゴロ併殺崩れの間に同点とした。

 九回にも2死満塁のサヨナラ機を迎えたが、丸山和が二ゴロに倒れた。攻撃陣は多くのチャンスを作れなかったが、投手陣の粘りが光った。

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