楽天ドラ1・宗山が同点打阻止した西武ドラ2・渡部聖へ「今日はレフトにすごく打った」とトホホ 広陵高で同級生のライバル

 ヒーローインタビューを終え、ポーズをとる(左から)浅村、宗山、岸
 5回、宗山の左前打を本塁へ好返球する左翼手・渡部聖
 ヒーローインタビューを終え、ポーズをとる(左から)浅村、宗山、岸
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 「楽天4-1西武」(3日、楽天モバイルパーク)

 楽天のドラフト1位・宗山(明大)が、ライバルとの攻防を笑顔で振り返った。

 1点を追う五回だ。1死一、二塁で打席が回ると、外角低めの変化球をうまくバットで拾った。遊撃頭上を越えた打球に、二走・伊藤も一気に生還を狙った。だが、阻んだのは西武のドラフト2位・渡部聖(大商大)だった。左翼から猛チャージで打球を捕ると、強肩生かして本塁へストライク送球。好返球でホーム初打点は阻止された。

 渡部聖とは広島・広陵高時代の同級生で、良きライバル。四回に先制適時三塁打を許していただけに、宗山は「あいつが最初にタイムリーを打って、自分のタイムリーは阻止された。渡部が肩があるのはわかっていたので、あれぐらいは投げてくるのかっていう感じでしたし、今日レフトにすごく打ったので、(次は)ちょっと別のところに打ちたい」と笑った。

 宗山はホーム開幕戦で、2戦連続のマルチ安打を記録。初めてのヒーローインタビューも経験した。

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