プロ野球 カジノ利用者は罰金処分へ 開幕前に区切り 近日中に発表
違法なオンラインカジノ利用者が確認されたプロ野球で、日本野球機構(NPB)と12球団が、常習性の低い単純賭博だった利用選手への処分を罰金とする方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。近日中に発表される見込み。
オリックス・山岡の利用発覚を受け、NPBが呼びかけた2月の調査で新たに7球団で計14人が利用を申告。処分を科すかどうかなどの判断を任されていた球団側の対応が注目されていた。シーズン開幕を28日に控え、一定の区切りを付けるためとみられる。
21日に、日本プロ野球選手会はNPBと事務折衝を行い、処分については公平性とともに、試合出場停止や活動自粛ではなく、罰金にするように要望を出した。これに対してNPBは前向きに検討する姿勢を示していた。単純賭博の場合、選手名の非公表については両者で同意している。
選手活動を自粛していた山岡は十分に反省したと球団に判断され、21日に約1カ月ぶりにチームに合流した。




