ロッテ・寺地 2安打2打点&好リード 2年目19歳、開幕マスクへ猛アピ「結果を出し続けるように頑張りたい」
「オープン戦、ロッテ5-2日本ハム」(12日、ZOZOマリンスタジアム)
2年目の19歳、ロッテ・寺地が3打数2安打2打点の大暴れ。守っても交代する八回まで1失点に抑える好リード。開幕に向けて「一番はマスクをかぶって出ることが目標。結果を出し続けるように頑張りたい」と開幕スタメンをアピールした。
二回は1死二塁から金村のスプリットを捉え右中間適時二塁打。六回は1死一、二塁から斎藤のスライダーを右越えへの適時打。開幕&抑え投手を攻略したが「ストレートをはじき返せないとダメですね。そこは少し反省」と課題を挙げた。
吉井監督は「もう普通に見てられます。去年まではドキドキしながら見てたんですけど」と目を細める。キャンプ中に右足を骨折した佐藤が今週末から2軍で実戦復帰するが、開幕は不透明。寺地の開幕マスクの可能性を「佐藤のケガ次第ですね」と評価した。
寺地の登場曲は19歳らしからぬ尾崎豊の「僕が僕であるために」。「サビの部分から結構いい感じで打席に入れてると思います」と言う。「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない…」。その歌詞の通り、開幕スタメンの座を勝ちとる。
◆寺地 隆成(てらち・りゅうせい)2005年8月19日生まれ、19歳。東京都出身。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。捕手。明徳義塾から23年度ドラフト5位でロッテ入団。新人だった24年10月3日・日本ハム戦でプロ初出場初先発。昨季1軍では2試合で打率・143、本塁打と打点なし。