ロッテ2年目の19歳・寺地が開幕へ「マスクをかぶって出ることが目標」 2安打2打点の猛アピール 吉井監督「佐藤のケガ次第」

 6回、寺地は右翼へ適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
 2回、寺地は右中間に適時二塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、ロッテ5-2日本ハム」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 2年目の19歳・寺地隆成捕手が開幕スタメンマスクに名乗りを挙げた。打っては3打数2安打2打点の大暴れ。守っても交代する八回まで1失点に抑える好リード。開幕に向けて「1番はマスクをかぶって出ることが目標。結果を出し続けるように頑張りたい」とアピールした。

 二回は1死二塁から金村のスプリットを捉え右中間適時二塁打。「ストレートを狙いに行きながら、落ち球が少し甘くはいってきたので、なんとかしっかり拾えた」。六回は1死一、二塁から斎藤友のスライダーを右越えに運ぶ適時打。「速いまっすぐ来たところを一発目で仕留めきれなかった。たまたま運良く4球目、スライダーが浮いてくれてヒットになりました」と振り返る。

 相手の開幕&抑え投手を攻略。それでも「やっぱりストレートをしっかりはじき返せないとダメですね。そこは少し反省かなと思います」と課題を挙げた。

 吉井監督は「もう普通に見てられます。去年まではドキドキしながら見てたんですけど」とその成長を実感。キャンプ中に正捕手・佐藤が右足を骨折。今週末から2軍で実戦復帰するが、開幕に間に合うかは不透明。寺地の開幕マスクの可能性を「佐藤のケガ次第ですね」と話した。

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