DeNA勝又 九回に代打で勝ち越し打→一塁上でガッツポーズ 「1日1日必死に食らいつく」

8回表の攻撃を終え、選手交代を告げる三浦監督(右)=撮影・中田匡峻
DeNA・勝又
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 「オープン戦、阪神4-5DeNA」(8日、甲子園球場)

 DeNAの勝又温史外野手が九回に代打で出場し、右前へ勝ち越しタイムリーを放った。2点差を追いつき、なおも2死一、三塁の場面で戸柱の代打で登場。阪神・島本の変化球を捉えた打球が一、二塁間を破った。

 勝又は投手として入団も2021年オフに戦力外。野手に転向し育成契約を結び、2023年に支配下枠に復帰した。そんな異色の経歴を持つ苦労人は、一塁ベース上でガッツポーズ。「結果を残すしかないので、必死にっていう気持ちだけでした」と声を弾ませ、「アピールしないといけない立場なんで、1日1日必死に食らいついていく気持ちでずっといます」と力を込めた。

 2軍の奄美キャンプでは、石井琢朗野手コーチのもと、1日1000スイングを目標にバットを振り込んだ。勝又は「今年ダメだったら多分クビなんで。僕が終わった時に1ミリも後悔が残らない野球人生にしたいんで。もう全力で毎日やるしかないです」と覚悟を口にした。

 三浦大輔監督は「勝又に関しては、オープン戦どうこうじゃなく、公式戦同様の気持ちで入っていると思う。ああいう形で結果が出せたのは良かったね」と話した。

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