DeNA・東“メカニックエラー”制球に苦しみ三回途中4失点降板 迫られる急ピッチの修正
「オープン戦、阪神6-0DeNA」(7日、甲子園球場)
難攻不落のDeNAのエース・東克樹投手が、らしくない内容で課題を残した。三回途中を4安打、2四球、4失点で降板。一回には前川に先制2ランを許し、三回には持ち味の制球に苦しみ近本、中野に連続四球。計63球を費やし、目安の球数に達したため、マウンドを降りた。
「メカニックの部分でかなりエラーを起こしていた」。今年から球速アップのため、着地足の屈曲を真っすぐに近い状態にした投球フォームに改造。その影響から、リリースポイントの位置が昨年までと比べ「約10センチほど」高くなり、持ち味の制球力にも影響を与えていたという。前川ら左打者にも痛打を浴び「自分の理想と実際の差がかなりある。それを埋めていく作業が必要」と漏らした。
3月28日の開幕戦・中日戦まで実戦登板は残り2試合。大原投手コーチは「そんなに時間があるわけではない。次の登板が重要」と話しており、急ピッチでの修正が迫られる。




