ロッテ 緊急事態で一塁兼捕手のドラ6立松が急きょライト いきなり打球「びっくりしたっす。話題性たっぷりですね~」

 8回、死球に顔をゆがめる愛斗(撮影・西岡正)
 8回、平内から死球を受けた愛斗
 8回、死球を受ける愛斗(撮影・西岡正)
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 「オープン戦、巨人1-2ロッテ」(24日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 終盤にアクシデントが起こった。八回に途中出場の愛斗が左上腕部に死球を受けて交代。代走にドラフト6位の立松(日本生命)が送られた。

 問題はその後の守備。ベンチに外野手は残っておらず、内野手登録で今キャンプでは主に捕手として練習してきた立松が、外野手用のグラブを手にまず左翼へ向かう。そのあと、右翼の守備に就いた。

 外野でのプレーは「社会人4年目ぐらいに1回守ってて、公式戦で」と話し、練習は「プロに入ってからしていないです」と苦笑い。「レフトは守ったことなくて、ライトはあるんで、ライトでお願いしますって。申告しました」と舞台裏を明かす。八回裏。愛斗のグラブを借りてのプロ入り初の外野守備。いきなり浅野のライナーが飛んでくる。「びっくりしたっす。話題性たっぷりっすね~」と苦笑いだ。

 吉井監督は「今日は(外野手が)いなかったんで仕方なしに。彼が過去に守ったことあるよ、っていう情報だけで守ってもらったんで。本来はああいう雑なことはしないです。やるんだったらちゃんと練習してからやろうと思ってます」と緊急事態だったことを明かした。

 死球を受けた愛斗は「大丈夫です。ガードの上だったので」と話していた。

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