オリックス WBC世界一コンビ、山崎&宇田川が復活手応え そろって納得ブルペン
「オリックス春季キャンプ」(12日、宮崎)
オリックスのWBC世界一メンバーに光が差してきた。ともに26歳の山崎颯一郎と宇田川優希両投手の救援コンビ。昨季は不本意な成績に終わった両右腕はそろってブルペン入りし、復活へ好感触をつかんだ。
投球フォームのバランスとタイミングが合わずに苦しんでいた山崎。30球を投げて、球速こそ150キロには到達しなかったものの、「スムーズに投げられていたかな。うまくいかなくて悩んでいたけど、晴れたというか、気は楽になった」と笑みを浮かべた。
一方の宇田川は10日ぶりにブルペン入り。捕手を立たせて15球、座らせて11球。「バランス良く投げられたのと、指にかかった球が増えてきているので、順調にきているかなと思う」。昨年9月から今年の自主トレまでノースロー。投げる筋肉が弱っていると自覚するも、肩や肘に違和感はないそうだ。
昨季は故障の影響で山崎が7試合、宇田川が13試合と登板数が減少。調整遅れは否めないが、宇田川は「開幕にはしっかり間に合わせる」と話す。来春には再びWBCが開催される。両右腕ともまだ目標に掲げる段階ではないが、V奪回に貢献し連続出場への道を切り開く。





