日本ハム・新庄監督 ブルペン入り楽天・辰己に「大したもん」「三木監督に根性があるか」 自身も投手挑戦を断念の過去
「日本ハム春季キャンプ」(7日、名護)
日本ハム・新庄剛志監督(53)が、二刀流を目指してブルペン入りした楽天・辰己にエールを送った。投手・山崎のDH起用という仰天プランを練っているだけに、「新しい挑戦。大したもんですよ」と歓迎した。
新庄監督自身も、阪神時代の98年秋季キャンプで投手の練習を開始。翌99年3月にオープン戦2試合に登板したが左膝を痛め、投手挑戦を断念した過去があった。これを踏まえ、「野手投げは肩の開きが早いからカンカン打たれる。そんな甘くない」と指摘。だが、「甘くないけど面白いんじゃない?」と続けた。
プロ野球界を盛り上げてきた先駆者でもある。批判はつきもの。「三木監督に(投手で起用する)根性があるか」とエールを送り、「俺ぐらいまでいけば、まーたなんかやっとるってなるけど」と笑い飛ばした。