巨人・田中将「マー君になってきた」捕手座らせ43球 完全復活へ変化明らか 内海コーチ順調ぶり評価
「巨人春季キャンプ」(6日、宮崎)
“伝説”がよみがえりつつある。巨人に新加入した田中将大投手(36)が今キャンプで初めて捕手を座らせブルペン投球。内海投手コーチは「マー君になってきた」と順調さを表現した。
第1クールから継続して、久保巡回投手コーチとともにフォーム改良のため、傾斜板を逆に使ったネットスローを55球。その後はブルペンで立ち投げを4球、捕手を座らせ43球を投じた。終了後は両投手コーチを含め7人がかりで映像をチェック。右腕は「『変わってきてるね』と周りの見ている人から声をいただけている」とうなずいた。
内海コーチは「始めは心配していましたけど、第2クール初日でここまでやってくれるかって感じ。下半身から上半身の連動がうまくいってる」と評価。シーズン24勝0敗の偉業を成し遂げた楽天時代の13年をほうふつとさせるフォームになりつつあると明かした。
2月末の実戦登板を目指すが「順調にいけば投げられる」と同コーチ。那覇入り後は「本人の意向に沿いながら」シート打撃などに登板する可能性もあるという。“巨人のマー君”が着実に完全復活への道のりを歩んでいる。



