西武が限定ユニホーム発表 「ライオンズ75周年シリーズ」で着用 右袖にペコちゃん 「勝ちユニにできるように」と今井
西武は3日、ベルーナドームで4月18~20日、6月27~29日、9月5~7日に行う1軍公式戦9試合と、7月14日に東京ドームで行う同1試合を「ライオンズ75周年シリーズ」として開催すると発表した。「ライオンズ」の名を冠してから今シーズンで75周年を迎えることを記念したもの。同シリーズで選手らが同シリーズで着用する限定ユニホームを同日、1軍春季キャンプ地の宮崎県日南市でお披露目した。
限定ユニホームのデザインは伝統と革新を表現。左袖には、戦う獅子の姿と75を融合したロゴがあしらわれ、胸元の「Lions」は1980~90年代の黄金期の筆記体をベースに、現代を駆け抜けるスピード感を表現し、麗しい流星的なデザインに変更した。襟元には黄金期を彷彿とさせるライオンズブルーとグリーン、レッドの3色のライン、パンツにはレジェンドブルーも加えた4色のラインが入った。
4月19日のソフトバンク戦では、一部の座席をのぞき、来場者全員にライオンズ75周年ユニホームを配布する。
右袖には、株式会社不二家のマスコットキャラクターでライオンズと同じく75周年を迎える「ペコちゃん」をデザイン。期間中に開催される各種イベントの情報は、詳細が決まり次第公式ホームページなどで告知する。
西口文也監督は「私が現役のときに着ていたような、黄金期のデザインと少し似ているなと思いましたが、『Lions』の筆記体の部分が新しく変更されていたり、パンツのラインにもレジェンドブルーが入っていたり、新たなデザインも組み合わさっていてかっこいいと思います。選手たちがこのユニホームを着てグラウンドを駆け回る姿を楽しみにしていてください」とコメント。今井達也投手は「75年という長い年月の歴代ユニホームにはあまりなじみがないのですが、自分と同世代の若い方でもかっこいいと思ってもらえるデザインだと思います。伝統ある球団で、これからは自分たちが先陣を切って新たな時代を作っていけるよう、ライオンズ75周年シリーズを勝利で飾り、このユニホームを『勝ちユニ』にできるようにがんばります」などとコメントした。




