日本ハム・梅林優貴がドジャース・ベッツから3日間のマンツーマンレッスン 「絶対に邪魔しない」と直談判
日本ハム・梅林優貴捕手が26日、来日していたドジャースのムーキー・ベッツ内野手と過ごした奇跡の3日間を明かした。「つきっきりで」行われた打撃指導を軸に、現在はベッツ式の打撃フォーム固めに着手している。
知り合いのドジャース関係者から、都内にある広めの練習場を相談されたことが始まりだった。そこにベッツが訪れると聞き、「絶対に邪魔しないから見に行かせてほしい」と直談判。夢時間が実現した。
打撃練習ではベッツ自らが置きティーを準備するなど、献身的なサポートに恐縮した梅林。「右肘と左肘の使い方をずっと言ってて」と教わったことを胸に刻み、現在は右手だけの打つ置きティーを2時間ぶっ通しで行うなど単純な反復動作でベッツ打法を体に染みこませている。
過ごした3日間にプラス、食事の機会も得た。「本当に野球の話しかしなかった」と言い、連絡先も交換。「いつでも連絡してね」と言われ、迷ったときに立ち返る“場所”もできた。互いを「ムーキー」、「ウメ」と呼び合い、梅林はより一層の覚悟を持った。
「こうやって注目を浴びることってなかなかないと思うんですけど、今回知らない人が僕のことを知ってくれた。僕が変なことをしたら、ベッツの株も下がる。その教えてもらったことを無駄にしないように」と決意。「ベッツには多分冗談で『3割8分、40本ね』みたいな話をされた。『その活躍ができたら、今年年俸上がるからオフは1カ月ぐらいアメリカに泊まって教えてね』っていう話をしたんですよ。だからアメリカに行けるぐらい年俸が上がったらいいなと思います」と恩返しの活躍を見せ、感謝は来オフ直接伝えたい。



