上沢直之 新庄監督の言葉に「自分の野球をやるだけ」「野球で頑張りたい」古巣と激突する開幕2カード目は「開幕の競争に勝つことが先」
米大リーグ、レッドソックスからFAとなり、ソフトバンクと4年総額10億円超の大型契約を結んだ上沢直之投手(30)が25日、福岡県筑後市のHAWKSベースボールパーク筑後で自主トレを公開した。報道陣から新庄監督のゲキについて問われた右腕は「僕自身やることは変わらない。自分の野球をやるだけ。野球で頑張りたい」と力を込めた。
移籍決定後、日本ハムの新庄監督が「もう1年ウチでやってから移籍して欲しかった」とコメントを発し、12球団監督会でも「1年向こうに行って、ダメで、違う球団ってなると、監督をしている立場としては『はっ?』とはなりますよね、やっぱり。ポスティングで行って、1年でダメで、ソフトバンクに行くっていう、この流れはやめてほしいというのは言いました」と訴えていた。
これらの談話について右腕は「僕自身、どこにいってもやることは変わらない。しっかり自分の野球をやるだけ。しっかり野球で頑張りたいなと思ってます」とキッパリ。開幕2カード目には古巣と激突するが「まずは開幕の競争に勝つことが先だと思うし。あまりそこは見ていない。まずはしっかりと目の前の段階を踏んでいくことが大事」と語った。
宮古島での自主トレではブルペン入りし、体の状態については「7割くらいまではきているかなと」と明かした。脱力を意識したフォーム修正で「しっかりと良い感覚も出てきている」と言う。「まだ真っすぐしか投げていないので。キャンプでのブルペンはしっかりと変化球も投げていきたい」と2月のキャンプインを見据えた。
入団会見では長髪だったが、この日はスッキリと整えられており「心機一転。しっかり切ったのは1年ぶりくらい。昨日切りました」と上沢。「ケガ無く1年間投げるのが目標」と新天地でのシーズンへ決意を語った。




