巨人が仕事納め 山口オーナー「二つを達成しなければ真の喜びは来ないと確認した1年」 亡き渡辺主筆にも触れ「悲しみを乗り越えて」と誓い

 巨人は27日、都内の球団事務所で、2024年の仕事納めを行った。仕事納め式では山口寿一オーナーがあいさつ。「みなさん、1年間お疲れ様でございました」とねぎらうと同時に「今年はリーグ優勝と日本一と、この二つを達成しなければ、真の喜びは来ないということを確認した1年だったと思っております。来年こそはリーグ優勝と日本一、この二つを達成したい」と話した。

 そのためには強いチームを作ることが必要とし「強いチームを作るのは、強い球団、フロントであるということを胸に刻んで、ぜひ皆さん、それぞれどのような貢献ができるのか、ということを自らに問いかけながら年末年始の休暇を過ごしていただきたい」と求めた。

 今月19日にはかつて球団オーナーを務めた渡辺恒雄氏が98歳で亡くなった。山口オーナーは「今年は渡辺主筆が亡くなるという残念なことがありましたけれども、その悲しみを乗り越えて、ジャイアンツはたくましさを見せなければいけないと思っております。また来年、ぜひ力を合わせて頑張りましょう」と呼びかけた。

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