慶大・清原正吾が感謝の男泣き 早慶戦2連勝で大学野球有終締め!注目の進路は決め切れず「どの選択肢もあり得る」

 「東京六大学野球、慶大2-1早大」(10日、神宮球場)

 早大-慶大2回戦が行われ、慶大が2連勝で勝ち点2を獲得した。プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(57)の長男・清原正吾内野手(4年・慶応)は4打数1安打で大学最終戦を終え、感謝の男泣き。注目を集める卒業後の進路については明言しなかった。リーグ戦は全日程が終了したが、早大と明大が8勝3敗2分の勝ち点4で並んだため、12日に2010年秋以来となる優勝決定戦が行われる。

 感謝の思いが涙となり、こぼれ落ちた。「ありがとう!!」。整列を終えると、清原は絶叫。甘いマスクをしわくちゃにしながら、かけがえのない時間をかみしめた。

 「本当に僕自身だけでは4年間やってこられなかった。監督、家族やメンバー外の選手、みんなに対して『ありがとう』という思いがこみ上げて泣いてしまいました」

 大学最終戦を有終の美で飾った。1点を追う四回1死二塁では二塁へ内野安打を放ち、本間の同点打を演出。最終打席となった九回先頭は空振り三振に倒れたものの「フルスイングして終わろうと。僕らしくて良いんじゃないかなと思います」と笑う。やり切った。

 大学から硬式野球に挑戦。偉大な父を持つがゆえのいばらの道も「応援してくださる方がたくさんいらっしゃって、追い風に変えてきました」と原動力にした。「自分の全てをささげてきたモノ。僕の家族は野球がまたつないでくれた」。野球という存在は切っても切り離せないものだ。

 ただ、卒業後も継続するかについては「自分の中で決め切れていない」と未定であることを説明。独立リーグなど複数球団からオファーが届いているが、野球以外の道も含め「どの選択肢もあり得るというか、自分と見つめ合って考えたい」と熟考する。「挫折もしんどい時期もありましたけど、ずっとそばにいてくれた家族や同期のみんなに恩返しをこれからしていきたい」。可能性を示し続けた男の未来は明るい。

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