「ＣＳパ・ファイナルＳ・第２戦、ソフトバンク７－２日本ハム」（１７日、みずほペイペイドーム）

　ソフトバンク・山川穂高内野手が初回２死二塁から、同点の左前適時打。五回には左翼席へ２試合連続本塁打となる２号ソロを放つと、七回には２打席連続の３号ソロを左中間に突き刺した。

　２試合で８打数５安打の打率・６２５、３本塁打、５打点と絶好調で、お立ち台でも「あざーっす」と軽口。インタビュアーから「絶好調ですね」と問われると、なぜか「ふんっ」と鼻で笑い、短く「はい」と答えた。

　五回の本塁打については「宮西さんのチェンジアップは止まるので、それを頭に入れて、はいーって感じで」とスイングの動きを披露した。狙っていたのかという問いには「もちろん狙ってました」と即答し、スタンドのファンを沸かせた。

　これでアドバンテージの１勝を入れて３勝０敗とし、４年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。主砲が「明日で決めましょう」と叫ぶと、スタンドはさらに大きな歓声で包まれた。