日本ハムがCS前哨戦快勝 今季ロッテ戦は18勝6敗1分けで終了 3年目・達がプロ初勝利!MAX152キロで5回0封、CS出場アピール
「ロッテ0-3日本ハム」(3日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムが接戦を制し今季のロッテ戦を18勝6敗1分けで終えた。
21年ドラフト1位で高卒3年目の達がプロ入り初勝利を飾った。今季初先発し5回3安打無失点の好投。初回水谷の安打、浅間、清宮の内野安打で無死満塁とし、レイエスの併殺の間に奪った1点を守り切った。
初回先頭の寺地に左越え二塁打を浴びたが、冷静に後続を断った。二、三回も先頭打者に安打を許したが、動じない投球。四、五回は三者凡退に抑えた。最速152キロの直球に変化球を交えて、5回76球を投げきった。
「初回から落ち着いて投球することができました。途中に力みすぎていた部分があったので、そこは反省です。それでも4、5回はテンポ良く抑えられたので、いい形で終えられたと思います」とコメントした。
1年目の22年9月25日の楽天戦(札幌D)でプロ初登板したが、この年は新庄監督が全員を1軍経験させるプランでの登板。「とりあえず上げておこうかって感じだったと思うんですけど。今回は本当に自分の力を試せるチャンスだと思うので。頑張りたいですね」と話していた。
新庄監督はCSに臨む陣容について「みんなゼロじゃない。育成以外は」と全員に可能性があるとし、「全然シーズン中ダメでも短期決戦で爆発する選手っていうのが出てくる」と新戦力の台頭に期待する。194センチの大型右腕にとって大きなアピールとなった。
打線は初回に1点を先制すると、九回には清宮が14号2ランでダメ押しした。