楽天 対今井の連敗を止めた今江監督「やるなら今日しかないと意気込んでいった」
「楽天5-0西武」(13日、楽天モバイルパーク)
楽天は投打がかみ合い連勝。西武・今井に対し21年から続いていた連敗を13で止めた。今江敏晃監督は「ずっとやられてきた相手だったので、やるなら今日しかないと意気込んでいった。その中で勝てたのは、チームとしても非常に大きかった」と振り返った。
難敵の立ち上がりを攻めた。初回、1、2番の連打などでチャンスを作ると、浅村の内野ゴロと鈴木大の犠飛で2点を先制。三回にも鈴木大の適時打などで加点。序盤に主導権を握った。今江監督は「1番から5番までその場面に応じた打撃をしてくれたのが本当によかった」と打線をたたえた。
先発の岸は序盤から伸びのある直球を軸に相手打線を寄せ付けず。6回に史上48人目となる通算2500投球回を達成すると、最後は続投を志願し最後までマウンドを譲らなかった。9回119球の熱投で自身通算20度目の完封勝利。指揮官は「闘志みなぎる姿を見せてくれて野手陣にも伝わって、いい形にゲームに入っていけた」とベテランの働きに目を細めた。
前夜の武内に続き、難敵を攻略しての連勝。「もうここは絶対にやらないといけないと思っていた。必ず勝ちます」と力を込めた。





