中日 板山がプロ初のサヨナラ打 戦力外&育成契約からはい上がった男が2日連続のヒーローに 立浪監督「よく決めてくれた」
「中日2-1広島」(7日、バンテリンドーム)
中日が2度目のサヨナラ勝ちで今季2度目の同一カード3連勝。緊迫した試合に終止符を打ったのは戦力外&育成契約からはい上がった板山だ。
九回1死満塁。ここで立浪監督が代打として告げたのは板山だった。栗林に対して低めの変化球をじっくりと見極めた。3球目の直球はミスショットしてファウルとなったが、浮いた変化球をきれいに引っ張り込み一、二塁間を破った。
歓喜のウオーターシャワーを浴び「誰かアクエリアスをかけてべたべたしてますけど」と明かしスタンドから笑いを誘った板山。七夕の日ということもあり、「きょう息子が見に来てくれているので、うれしいです」と感慨に浸った。
昨年10月に阪神から戦力外通告を受け、育成契約で中日に入団。結果を残して支配下登録を勝ち取った。前日は移籍1号を放ち、この日はプロ初のサヨナラ打。「本当に心臓の音が聞こえるくらい緊張していたんですけど」と言いつつも、しっかりと試合に終止符を打つ一打を放ってみせた。
立浪監督は「何とかこのチャンスをものにしないと。バッターはプレッシャーがかかったかもしれないですけど、よく決めてくれた。きのうホームラン打ってますし、いい流れで来ていますんで。決めてくれて本当によかったです」と絶賛。投手陣が最少失点で張ったことも「ピッチャー含めて守りの野球ができたことが3連勝につながったと思います」と言う。
これで首位まで3・5ゲーム差。まだまだペナントレースはわからない。「半分は切りましたけど、まずはオールスターまで何とか借金一つでも返していけるように、一戦、一戦、やっていく」と指揮官は力を込めた。
