ロッテ 対日ハム戦連敗「7」でストップ 38歳ベテラン荻野が4安打「引っ張るのが自分の持ち味」

 「ロッテ6-4日本ハム」(18日、ZOZOマリンスタジアム)

 ベテランの一打で、ロッテは日本ハム戦連敗を7で止めた。チーム最年長38歳の荻野が4安打を放ち、決勝打もマーク。「チームに勢いが出せるような打席にしたいと思って打席に入った。引っ張るのが自分の持ち味。結果が出てよかった」と安堵(あんど)の表情で振り返った。

 リードオフマンが打線に勢いをつけた。初回に先発・メルセデスが4失点。相手先発は今季苦戦している加藤貴だった。それでも「しっかり1点ずつ返していけば何とかなる」。初回の攻撃から、左前打を放ち、好機を生みだした。

 1-4の五回には1死から左線二塁打。続く岡の左線二塁打で生還すると、六回にも魅せた。同点に追い付き、なお2死二塁でスライダーを左前にはじき返す勝ち越し適時打。「必死に食らいついていった結果です」とはにかんだ。

 5-4の八回2死三塁でも左前適時打で追加点を奪い、4安打2打点と大暴れ。「ストライクがきたらどんどん振っていくタイプ。そこは崩さずにやっていきたい」。吉井監督も信頼を寄せる“おじさん”が、積極打撃でチームを勝ちに導く。

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