19歳の宮崎友花は2連覇ならず 「点が並んだ時の経験差大きい」 世界女王・山口茜から1ゲーム奪うも及ばず「まだまだ足りない」

 女子シングルス決勝でプレーする宮崎友花(撮影・開出牧)
 女子シングルス決勝でプレーする山口茜(撮影・開出牧)
 女子シングルスで優勝しガッツポーズを決める山口茜(撮影・開出牧)
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 「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、京王アリーナ東京)

 女子シングルス決勝が行われた。前回優勝の宮崎友花(19)=ACT SAIKYO=は、世界選手権女王で五輪3大会連続代表の山口茜(再春館製薬所)に1-2で敗れ、2連覇とはならなかった。

 第1ゲームは14-21と圧倒され、第2ゲームも先行を許す苦しい展開。それでも「簡単に終わらせたくない」とギアを上げて食らいつき、緩急をつけた鋭いスマッシュなどで得点を重ね、23-21で取り返した。

 最終ゲームも白熱した戦いが続いたが、細かいミスも重なって最後は13-21で敗れた。初優勝した前回大会は、山口と奥原希望らシングルスを引っ張ってきた2人が棄権して直接対決がなかっただけに、宮崎は「去年、挑戦したかった相手に挑戦できた」と自身を評価。それでも取材エリアでは、うつむきながら言葉に詰まるなど悔しさをにじませ、「点が並んだ時の経験の差が大きく出ている。まだまだ足りない。来年は『いい年だった』と言えるようにしたい」と3年後の五輪を見据え、さらなる成長を誓った。

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