巨人・阿部監督ら大絶賛のホテル 大反響に「感激」 「福井県民の誇り」の声も届く 深夜まで一致団結でおもてなし
巨人・阿部慎之助監督が大絶賛した福井県・あわら市にある「グランディア芳泉」の関係者が15日、デイリースポーツの取材に応じ、大反響に感謝の思いを明かした。
前日のDeNA戦後、北陸遠征の連勝の要因について問われた阿部監督は「きょう勝てたのは、泊まっているホテルが素晴らしいからじゃないかな」と断言。チームは14日の夜、福井にバス移動。「グランディア芳泉」に2泊したが、「僕も20何年もジャイアンツにいるんだけど、一番のホテルかなと思います。料理も豊富ですしね」と感動した様子だった。
ベテランの丸も「すごい、すごい!今まででナンバー1。これは全員、言っています。(坂本)勇人さんとか、長さん(長野)とか」と興奮。「お肉もそうだし、海鮮、天ぷら、お寿司…すごい。しかもそれを12時過ぎに、全力で作ってくれる熱量がすごかったです」と感謝した。
これらのコメントを受け、同ホテルにも大反響があったという。地元の観光協会や小学生とも協力し、巨人に対する歓迎ムードを高めたという山口高澄常務は「地域に根ざした活動を目指していますが、SNSにも多く問い合わせが来ていて、『巨人軍にきてもらい誇りに思う』とか、『福井県民として誇りに思う』という声をいただいています。阿部監督や選手からもそう言っていただいて救われましたし、私達も本当に元気をもらい、感激しております」と思いを明かした。
巨人のロゴやボールをデザインしたマカロンなども作成。歓迎の思いを最大限のおもてなしで示した山口常務は「今回は8年ぶりの開催、コロナ明け、能登震災復興、北陸新幹線が福井まで開通など、いろいろなタイミングが重なったご縁を感じておりました」と経緯を振り返り、「食事も深夜12時を過ぎたり、イレギュラーのことも重なりましたが、旅館屋なのでそんなに大変なことではありませんでした。巨人の皆様が本当にいい方ばかりで、巨人さんのためにという思いで一致団結してやらせていただきました」と語った。
大感激の巨人も次の遠征地、広島への出発前に阿部監督や首脳陣、長野ら選手が集まり、ホテルのスタッフと集合写真を撮影。SNSで「お世話になりました」と思いを伝えた。