ロッテ・種市 千賀から譲り受けたグラブで今季2勝目「流れを変えたかった」

 「41SENGA」と書かれたグラブで力投、7回無失点で2勝目を挙げた種市
 ガーナチョコレートのボードをかじる投打のヒーロー(左から)岡、ソト、種市(撮影・持木克友)
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 「ロッテ8-1西武」(6日、ZOZOマリンスタジアム) 

 ロッテの種市篤暉投手が先発し、7回111球を3安打無失点。今季2勝目とした。「立ち方や、セットも見直せたのが良い結果につながったんじゃないかなと思います」と振り返った。

 初回は、先頭・金子に左中間二塁打を浴び、さらに犠打で1死三塁のピンチを背負ったが無失点。4-0の四回にも安打と死球で2死一、三塁とされたが、最後は渡部を一邪飛に仕留めた。

 この日は最大風速12メートルの強風が吹いていたが、それも利用し、フォークがさえた。「できるだけ低めを意識していけたのが良かった。なにより風のおかげでフォークがすごい落ちたので、そこも良かった」と話した。

 3連敗中だったが、「単純に流れを変えたかった」と「41 SENGA」と刺繍が入った赤いグラブをつけて臨んだ。2019年、当時ソフトバンクに所属し、現在は米大リーグ・メッツでプレーしている千賀とともに自主トレした際にもらったという。「『使ってくれ』と言われてたんですけど、家に飾ってました。比較的小さめで、使いやすい」と笑顔。千賀からはフォークの極意も教わったといい「たくさん教えてもらったので、悪くなったら思い返している」と話した。

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