前橋商・清水 巧投5回無失点6K ビッグな体に可能性たっぷり 長身右腕に阪神スカウトも熱視線

 「春季高校野球群馬大会・準決勝、前橋商8-1樹徳」(3日、高崎城南野球場)

 ゆったりとしたフォームで、堂々と腕を振った。プロ注目の前橋商・清水大暉投手(3年)が2番手で5回無失点と力投。阪神などのスカウト陣が視察した中、関東大会出場を決めた。

 192センチの長身から、最速148キロを投げ下ろす。この日は「真っすぐが走っていなくて制球も決まらなかった」と最速142キロだったが、代わりに変化球を駆使して6三振を奪った。

 日頃から阪神・湯浅やオリックス・山下ら長身の選手を参考に「変化球の軌道、軸足の使い方を見ています」と研究を重ねる右腕。センバツ王者・高崎健康福祉大高崎との決勝へ向けて自信ものぞかせる。「きょうみたいに落ち着いて自分の投球ができれば通用すると思う」。ビッグな体にたっぷり可能性を秘めた男が、さらなる成長を遂げる。

 ◆清水 大暉(しみず・だいき)2006年7月17日生まれ、17歳。群馬県渋川市出身。192センチ、93キロ。右投げ右打ち。6歳から渋川エンジェルスで野球を始め、古巻中では軟式野球部に所属。前橋商では2年春からベンチ入り。最速148キロ。変化球の球種はカーブ、スライダー、スプリット。

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