日本ハム・新庄監督 前日3失策から一夜明け堅守で接戦制し「しびれたね~」1点差勝利は「めちゃくちゃ大きい」
「日本ハム1-0オリックス」(29日、エスコンフィールド)
監督就任後、最多タイの貯金4となった日本ハム・新庄監督は「いや~、しびれたね~!」と接戦を制しての完封勝ちに声を弾ませた。
先発の北山は6四球と大荒れだったが「マジで(ブルペンに)用意して、用意して、用意してって(笑)」と言いつつも限界まで我慢した。右腕も期待に応えて走者をかえさずスコアボードにゼロを刻んだ。オリックスの打者が打席を外すなどテンポを崩された部分もあったが粘り強く先発の責任を果たした。
守備でも田宮が頭脳的なプレーで併殺を奪うなど、堅守でもりたてた。前日は3失策で白星を逃していたが「昨日のあれは、やっぱりエラーと言うところはね。一生懸命やってますけど。ミスしたら外される。次のミスにつながらないようにしないと」と新庄監督は力を込める。
「1点差(での勝利)はめちゃくちゃ大きい」と笑みを浮かべ、決勝打の郡司には「いやー勝負強い。ランナーいるところでね、期待を持たせてくれる選手」と評し、「マフィーはこれから八回で育てようと思う。少々の場面、心臓がバクバクするところでいかないと成長しないんで」と初勝利をマークした助っ人のセットアッパー起用を明言した。