ロッテ・小島は122球粘投も吉井監督バースデー星ならず 指揮官は左腕称える「小島は今日はよく頑張った」

 「日本ハム2-0ロッテ」(20日、エスコンフィールド)

 ロッテの小島和哉投手が先発し、7回2/3を7安打2失点だった。122球の粘投を披露したが、打線は相手先発・北山を前に沈み込み4安打無得点。援護を受けられず、今季3敗目を喫した。吉井監督の59歳の誕生日だったが、2年連続でバースデー勝利を逃した。

 小島は初回、1死から松本剛に左中間二塁打を許すと、万波にはフォークを左前に運ばれ、先制点を献上した。その後は七回まで直球、チェンジアップ、スライダーで無失点に抑えたが、0-1の八回は、2死から3連打で追加点を与えた。「最後、頑張ってあと1人抑えたかったんですけど、全部真ん中に入ってしまったので悔しいです。今日はフォークが悪すぎて全然使わなかったんですけど、そのツケが最後きちゃったのかなと思います」と反省した。

 指揮官は、八回の続投を「ちょっと迷ったんですけども、1-0のゲームだったので、小島に決着つけてもらおうと思って、投げてもらいました」と説明。「小島は今日はよく頑張った」と話した。

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