巨人 七回に挟殺プレーで痛恨ミス オールセーフでピンチ拡大→犠飛で同点許す

 「阪神-巨人」(16日、甲子園球場)

 巨人が痛恨野選から同点に追いつかれた。

 1点リードの七回、先頭のノイジーに左前打を浴びると、代走・植田が登場。坂本に送りバントを決められ、得点圏に走者を置いた。

 続く木浪との対戦。山崎伊は投ゴロに打ち取ると、捕球後に素早く二塁を向いた。飛び出した植田を追いかけ、三塁手・坂本に送球。坂本が植田を追いかけながら、二塁ベース上にいた吉川に送球したが、この間に植田が三塁へ。吉川がすぐに坂本へ投げ返したが、最後はタッチできずにセーフとなった。

 1死二、三塁とピンチが拡大。ここで代打・糸原の打球は、ライナー性で右翼に飛んだ。前進守備を敷いていた萩尾が捕球後、本塁に返球したが間一髪のタイミングでセーフ判定。阿部監督がたまらずリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。後続を抑え、最少失点で切り抜けたが、チームにとって痛恨の1点となった。

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