巨人・阿部監督 甲子園&マツダ鬼門6連戦 昨季負け越しも気持ちリセット汚名返上へ

 巨人の阿部慎之助監督(45)が15日、16日から敵地で戦う阪神、広島との6連戦(甲子園、マツダ)を前に、フレッシュな気持ちで鬼門突破を誓った。現在6連勝中のチームは、首位・中日に0差の2位と好調。昨季、大きく負け越した2球場で汚名返上を胸に期す。

 「やることは変わらないよ。昨年は昨年、今年は今年」。昨季、苦杯をなめた敵地6連戦を前に、指揮官はイメージのリセットを強調した。6勝18敗1分けだった阪神戦は、特に甲子園で3勝10敗。8勝17敗だった広島戦では、マツダで3勝9敗と大きく負け越した。

 今季は開幕カードから阪神に2勝1敗と勝ち越し、広島には3連勝と好スタートを切った。16日の6連戦初戦、火曜日の登板を託されている山崎伊は「すごくいい勝ち方が続いている。続けるように」と気を引き締める。昨年4月27日の対戦で三回途中8失点KO。「忘れられない試合」と胸に刻むが、先発としてチームの勝利が最優先だ。

 「先頭打者を出さないことと、長打をなるべく打たれないことと、カウントを優位に進める。この三つをテーマとして、頑張りたいと思います」

 2戦目以降は赤星、菅野とつなぎ、19日の広島戦は戸郷が先発する。前回12日の対戦は5回4失点。2カード連続で同じ相手だが「前回悪かったので4、5試合空くより気持ち的には楽。次に懸ける思いが強い」とプラスに捉える。「連勝できているので、いい6連戦にしたい」とエース。“リベンG”の戦いが始まる。

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