「西武２－３ロッテ」（１０日、ベルーナドーム）

　頼れる新戦力が試合を決めた。ロッテのネフタリ・ソト内野手が同点の延長十回、１死二、三塁の好機で西武の守護神・アブレイユから中前へ決勝の適時打を放った。価値ある一打でチームを３連勝、今季初の貯金１に導いた。「あそこは自分で決めようと思った。よかったです」と納得の表情を浮かべた。

　今季ＤｅＮＡから移籍してきた新助っ人は、これで１０試合連続安打を記録。打率・３２５と最高の滑り出しを見せている。「受け入れてくれるみなさんがとても優しい。とてもやりやすい環境でプレーできている」とチームに溶け込んでいる。

　確かな結果を残しているが「好調という気持ちになってはいけない」と気を引き締めたソト。「もっともっと上を目指したい。もっとチームの勝ちに貢献できる打撃がしたい」と力を込めた。