「簡単に3割は打つ」「最近の球界では見ていない」阪神ドラ1立石を名球会レジェンドが異例の大絶賛 スイングもタイミングの取り方も評価「打球の音が違う」

 阪神のドラフト1位・立石正広(創価大)が19日・中日戦でのデビューから圧巻の活躍を見せている。全5試合で安打を記録し、22打数9安打で打率・409、1本塁打、5打点。チームも立石が合流してから負けなしの5連勝だ。

 立石にとっては初対戦の投手ばかりだが、なぜ結果を残せるのだろうか。

 通算2064安打を放ったデイリースポーツ評論家・藤田平氏は「こんなにいいバッターとは思わなかったね。ここ最近の球界では見ていないぐらい、いいバッティングをしている。簡単に3割は打つんじゃないか。他の打者に見習ってほしいぐらいだね」と賛辞を並べ、技術的な面を評価した。

 「まず体の軸がしっかりしているね。バッターは打ちに行く時にタイミングを崩されたりして体が前に出されるけど、立石は頭の位置がほとんど動かない。上下動も少ないから目線がブレない分、芯で捉える確率が高いよな。打球の音が違うもん。バットが内側から出るから点ではなくて、線で捉えるスイング軌道だしね」と話した。

 無駄がない打撃フォームを持つ立石には、もう1つ特長があるという。「初対戦のピッチャーでもどんどん振っていけるからね。それはちゃんとタイミングを取れているから。何年もやっている選手でもできない選手がいるのにすごいな」。藤田氏は常々、バッティングにおいては、タイミングを取る大切さを説いており、立石の能力の高さには驚きを隠さなかった。

 藤田氏は現役ではソフトバンク・近藤らの打撃を評価しているが、打撃に関しては辛口として知られるだけに、1年目の打者をこれだけ絶賛することは異例。「これから研究されるし、胸元を突いて揺さぶられたりするだろけど、結果を残すと思うよ」と最後まで賛辞を惜しまなかった。

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