DeNA・プロ初登板の小園は三回途中5失点でKO 期待のドラ1右腕、制球安定せず 投手に適時打許し三浦監督が決断

 2回までに3点を失った小園(撮影・佐藤厚)
 初回に1点を先制された小園(右)と松尾のドラ1バッテリー(撮影・佐藤厚)
 プロ初先発のマウンドに立つ小園(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA-中日」(10日、横浜スタジアム)

 DeNA21年度ドラフト1位・小園がプロ初登板初先発。2回2/3を7安打5失点、3四球で降板し、プロの洗礼を浴びた。

 22年ドラフト1位・松尾とのバッテリー。一回、先頭打者の三好を見逃し三振に仕留めたが、2四球などでピンチを広げ、2死一、二塁から細川の適時左前打で1点献上。

 二回には木下拓の中前打と村松、松葉の連続バント内野安打で揺さぶられ、2死満塁から高橋周の一塁内野安打などで2点を失った。

 三回にも松葉に適時左前打を浴び5点目を奪われた。ここで三浦監督が決断。交代を告げられた小園は一塁ベンチで唇をかみ、悔しさを隠せず。ベンチへ戻った指揮官は肩をたたく優しさもみせた。

 小園は降板後、「立ち上がりから良いボールはありましたが、ゾーン内にコントロールできず後手になってしまいました。また緊張、力みもあり攻めの投球ができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とコメントした。

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