ヤクルトが痛恨逆転負け 6年ぶりの鹿児島開催で残塁祭り 村上は開幕から9試合、41打席ノーアーチ 自己ワースト更新

 5回を投げ終え、ベンチに戻る小沢
 巨人戦に先発した小沢
 8回、試合を見守る高津監督
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 「ヤクルト1-3巨人」(9日、平和リース球場)

 6年ぶりに鹿児島で開催された主催試合は、痛恨の逆転負け。いまだ本塁打&打点のない主砲・村上が3四球と勝負を避けられる中、決定打がなかなか出ず13個の残塁祭り。試合は巨人の4番・岡本和が3打点と全得点を許すなど、一人にやられた。

 ヤクルトが先手を取った。二回に無死一、三塁の好機を作ると、武岡が19打席ぶりの安打を放ち先制点を奪った。その後は小沢がきっちり犠打を決め、1死二、三塁とさらに好機を広げたが、塩見が投ゴロ、西川が二ゴロに倒れて、追加点を奪うことができなかった。

 先発の小沢は球数を要しながらも、巨人打線を辛抱強く分断。踏ん張り続けてきたが、五回だ。1死二、三塁のピンチを背負うと、岡本和に逆転を許す2点適時打を浴びた。5回6安打2失点で降板し、1点を追う七回にはエスパーダが岡本和に2号ソロを被弾した。

 踏ん張る投手陣を援護したかった打線だが、決定打を欠き続けるもどかしい展開が続いた。初回には1死満塁を無得点で終え、三回には1死一、二塁、四回には1死三塁の好機を作るもホームは遠かった。六回には2死満塁を作り、粘投していた巨人先発・山崎伊を降板させたが、西川が二ゴロに倒れていた。

 九回は村上に打順が巡るも、昨年の侍ジャパンでチームメートだった大勢の前に空振り三振。これで自己ワーストを更新する開幕から9試合、41打席連続ノーアーチとなった。

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