「日本ハム１－１１西武」（７日、エスコンフィールド）

　大敗で今季初の連敗を喫した日本ハム・新庄監督は試合後、「上原君はもう一回、ファームの方で自分を見つめ直して」と話し、先発・上原の２軍降格を明言した。

　この日は５回６安打５失点が背信投球。初回、無死から２者連続四球を与えた。外崎の先制二塁打、佐藤龍の２点適時打で３点を奪われ、ベンチで表情を曇らせた指揮官は「ヒットヒットの一、二塁と、四球、四球の一、二塁ではまったく違う。期待には応えてくれなかった」と話した。

　「真っすぐがよくないと、チェンジアップが効いてこない」と指摘し「真っすぐでストライクを取って、チェンジアップで打ち取るような投球をファームの方でしてもらって。１年間まだまだチャンスはある。終了してどれくらいの成績を残せるかがこの世界なんで。まだ終わってないんで」と今後の奮起に期待した。

　「年に５回、６回くらいしかない一日。この逆もある」というほど散々な大敗だったが「逆に切り替えられる。これからビジターに行くので」と前を向いた新庄監督。打線についても語った後、最後に「もう切り替えてるんで。ＯＫ？」と言い残した。