西武・平良 辛抱強く今季初星 自己ワースト5四球、ピンチ切り抜け無失点投球
「西武2-1オリックス」(2日、ベルーナドーム)
本調子ではなかったが、西武・平良は辛抱強かった。自己ワースト5四球を出すなど何度もピンチを招き、120球を費やしたが、最後まで球威は衰えず本塁を踏ませない。散発の5安打にとどめて白星をつかみ「四球が多かったのが反省点。ただ、コースにしっかりと投げられていたのは良かった」と息をついた。
昨季先発に転向して11勝を挙げ、今季は本拠地初戦のマウンドを託された。六回2死一塁から西野に四球を与えて降板し、長い回を投げる役目は果たせなかったが、要所を締める投球となった。
昨年、オリックスに対して1勝0敗で防御率1・35と抑えていた中、期待に応えた。「いろいろ(球種を)使いながら、しっかり攻められた。かなり苦しかったけど、何とか0点に抑えられて良かった」。今季もローテを支えていく。