ヤクルト 山田&田口不在も4時間43分死闘耐え抜いた 高津監督「よく頑張った」

 「ヤクルト1-1中日」(30日、神宮球場)

 開幕2戦目にして、主将・山田哲人内野手(31)&守護神・田口麗斗投手(28)を欠く緊急事態の中で総力戦を戦い抜いた。4時間43分の死闘を引き分けで終え、ヤクルト・高津監督は「よく頑張った」とナインたちを評価。ただ、下半身のコンディション不良で離脱となった山田の早期復帰は見込めないことも明かし、受け止めた。

 「何度も繰り返しているので、そんなすぐに良くなるとも思わない。少し時間がかかるのかな」

 開幕前からケガ人が続出し、打線の中軸を担う主将も離脱。覇権奪還を誓うチームに何重もの試練が訪れているが、この危機的状況の中でも誰一人うつむかずに戦うことができている。この日も打線が決定打に欠く試合展開の中で、投手陣が踏ん張りきった。

 田口が2軍再調整になったことも受け、九回は今後流動的になる見通し。全員で乗り越えていかなくてはいけない壁が、早くも目の前に立ちはだかった。「チーム一丸となって、そこは(山田らが)いてもいなくても変わらずできることだと思いますし、より一層力を団結して相手に挑んでいけたらいい」とは村上。さまざまな思いを背負ってグラウンドに向かう。

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