オリックス・宮城 初の大役も無念3失点 中嶋監督は評価「楽しそうに思い切り行ってくれた」
「オリックス1-3ソフトバンク」(29日、京セラドーム大阪)
調子が良かっただけに、七回の投球が悔やまれる形となった。初の開幕投手を務めたオリックス・宮城大弥投手(22)が、6回1/3を6安打3失点。「長打を許してしまったところ、つなげてしまった場面は修正していかないと」と唇をかんだ。
最速で153キロをマークするなど、勢い十分の直球でソフトバンク打線に勝負。ただ同点の七回、先頭の山川に直球を右中間席に運ばれ、その後甲斐に左前適時打を許して降板。「投げるコース、投げるタイミングをもっと勉強しないと」と課題を口にした。
中嶋監督は宮城の投球全体を振り返り「良かったと思います。あまりプレッシャーを感じず、どちらかと言えば楽しそうに思い切り行ってくれた」と評価した。長いシーズンを戦う上で、若きエース・宮城の存在は不可欠。気持ちを切り替え、次は快投を披露する。