佐々木朗希が初回を7球で三者凡退 三回の162キロにスタンドどよめく 5回2安打無失点の圧巻内容で課題修正

 中日戦に先発した佐々木
 中日戦に先発した佐々木
 1回、山口の先制打で生還した三走藤岡(左)とタッチを交わす佐々木
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 「オープン戦、中日-ロッテ」(24日、バンテリンドーム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、初回を7球で三者凡退に仕留めた。

 初球、158キロの計測にスタンドは大きくどよめいた。先頭の三好を157キロで押し込んで左飛に仕留めると、続く田中も簡単に追い込み、159キロで詰まらせての一ゴロに打ち取った。

 高橋周には変化球から丁寧に入り、157キロで左飛に打ち取り、わずか7球で三者凡退に仕留めた。投球フォームに力みも感じさせず、悠然とボールを投げ込んだ。

 前回、17日の登板ではZOZOマリンの風速10メートル超の強風に苦しみ初回に4失点。制球が定まらず「良いところはなかった」と課題を口にしていた。この日はドーム球場で風の影響がないこともあったが、きっちりと立ち上がりの課題を修正してみせた。

 続く二回は先頭の細川をスライダーで見逃し三振。ディカーソンは低めのフォークで空振り三振に斬った。カリステにはボールが先行するも、低めの157キロで勇ゴロに打ち取るなど、完璧な立ち上がりを見せた。三回は2死から上林の4球目に162キロを計測するなど、尻上がりにエンジンをかけていき、3回パーフェクトの圧巻投球を見せた。

 四回、五回も自分のペースを崩さず60球で5回を投げ、2安打無失点、無四球でマウンドを降りた佐々木。開幕第3戦へ、オープン戦ラスト登板で万全の姿を見せた。

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