日本ハム 助っ人クリーンアップ大暴れ そろって適時打、合計6安打4打点
「オープン戦、日本ハム7-1西武」(7日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムは、クリーンアップに並べた外国人3人が大暴れだ。三回無死満塁から5番・マルティネスが先制の左越え2点二塁打。四回に4番・レイエス(前ロイヤルズ)が左前適時打。八回には3番・スティーブンソン(前ツインズ)が3安打固め打ちとなる右中間適時三塁打。3人合計6安打4打点の活躍で勝利に導いた。
レイエスは「ランナーをかえすことだけを考えていました。貢献できてうれしい」とフォアザチームを強調した。ムードメーカーのスティーブンソンは三塁打でヘッドスライディング。「必死だったよ」と振り返った。
新加入したメジャー経験のある2人がうまく融合している。マルティネスは「彼らの技術を盗もうと思っているし、チームワークも3人いい。勝利に向かって一致団結できている」と“3本の矢”で臨む思い。スティーブンソンは「才能ある若い日本人選手と、僕たち経験のある外国人選手が一緒になって優勝に向けて頑張っていけたら」と手応えを口にする。
万波を侍ジャパンで欠き、新庄監督は「(3人を)並べてみようかなと思ってね」と明かす。結果は快勝。オープン戦4勝1分け、今季の実戦は10勝1敗1分け。「言うことなしおちゃん」と笑いが止まらなかった。